2014年6月25日水曜日

Brasil 2014 &...

Samurai Blue も La Roja(スペイン代表の愛称)も一次リーグ敗退となり、あっけなく終わってしまったワールドカップ。4年前の南アフリカ大会の時は、優勝したスペインはもちろん、日本代表も一次リーグを突破したし、もっとたくさん試合が楽しめたのに今回はもう終わっちゃったなんて・・・qué pena(残念)!


ところで、開幕戦で一躍時の人となった日本人審判さん、日本ではそこまで話題になっていなかったのかもしれませんがこちらでは結構有名人になりました。


以下、google検索でたどり着いたこちらこちらのページより:

mundial
あ、西村さんがブラジル代表にっ!

comprado


今回のペナルティは日本人審判にはこう見えた、というもの・・・
(これは ヒ ド イ!!! けれど、なかなか面白い目の付け所ですよね・・・・・・苦笑)


日本人からすると、こんな風に笑いものにするなんて「えーひどいなぁ・・・」と感じてしまいますが、別に西村さんだけが”いじめ”られているわけではないのです。たとえ人気スペイン人選手であろうと王室の方々であろうと、何かしでかすと誰でもターゲットにされてしまって、”事件”が起きた翌日には、すぐこういった画像が出回ります。

例えばスペイン代表でありReal MadridのSergio Ramosが、ボールを高く蹴りすぎてPKを外した時にはこんな画像が。笑 (全てgoogle検索より)

porteria-para-penalti-sergio-ramos
(Sergio Ramos用PKのためのゴールネット笑)

sistema-solar-tras-penalti-sergio-ramos
(まさかそんなに遠くまで・・・・・・笑)



人は誰でも失敗するもの。だから失敗したらみんなで笑っちゃえばいい!と考えれば気が楽になるかも・・・!?!? 半永久的にネット上に残るのは、本人たちにとっては嫌かもしれないけれど、一凡人のわたしとしては、自分の記録(?)が残り続けるというのは、歴史の一部になったようでうらやましく感じます!笑

2014年6月19日木曜日

Felipe VI

Juan Carlos Iの退位に伴い、新国王が誕生しました。今日がその戴冠式の日で、マドリード中心部ではたくさんの国旗がたなびいていました。地下鉄の車両に国旗のシールが張られていたり、バスにも小さい国旗がつけられていたり。

お祭りムードの一方で、逆に国旗をしまう人々もいたとか。近年増えて来ていた、自宅窓から国旗を飾る人々が、「王制賛成」と間違われたくないがために、普段掲げていた国旗をしまったそうです。(ちなみに、国旗を飾るのは国際試合で負け知らずの、最近のサッカーの躍進によるものが大きい模様。)共和制を望む人々のデモ行進もあり、今後の王室支持率がどうなっていくのか、同じく皇室を持つ国民の一人として、興味があります。






 



2014年6月3日火曜日

TOKYO STYLE

昨日スーパーで見かけて即買いしたポテトチップス。トーキョー、ニッポン、と名の付くものはなんでも買ってみてしまうのが、異国にいる日本人です。笑 (ついでにワールドカップの控えたブラジルのライム&ペッパー味も←これ普通においしそう!他に、キノコソース味のPARISバージョンがありました)



何味?まさかソイソース!?・・・と思って裏面を見たら、どうやらテリヤキ味らしいです。おいしい照り焼きって、意外と難しいですよね・・・かなり不安ですが、《《挑戦》》 食べてみますっ!

2014年4月22日火曜日

小っちゃな大福

大好きな羽二重餅を使ったお菓子をデパートのグルメコーナーで見つけて以来、何度も何度もリピートしているのですが、疑問があります。というのは、賞味期限が1年間もあるのです。今月買ったものは、2015年の4月まで持ちます。一時帰国の際に買った羽二重餅がわずか1ヶ月ほどで期限になっていた記憶があるので、余計に不思議。そんなに日持ちのするものがあるのなら、迷わずそれを日本で買って持ってきたい!(だってこっちで買うととっても高い・・・この140gのパッケージがこちらでは4,90€です。涙)



それでちょっとぐぐっていたところ、、、こちらのページにたどり着きました。そして、なんと、そこに記載されている賞味期限が90日となっている事を発見!! えーっどちらの期限が本当なの?まさか輸入元の東京屋が期限を改ざんしているとは考え難いし・・・。これって、単に販売国における期限設定の条件の違いによるだけのものと考えていいのでしょうか?????


因みに、1年も保存せずにすぐ食べてしまうので1年経つとどういう状態になっているかはわかりません。でも、そういえば時々、まぶしてある粉が溶けて(?)いたりお餅が固くなっていたりするものもあったけれど・・・。

2014年4月13日日曜日

ミクロケーキ

スペインで人が集まった時によく見かけるのは、トレイにのったちいさなケーキたち。ひと口サイズなので、色々な味が食べられるし、何より食べやすくて結構いいアイディアだと思います。(あ、滅多に褒めることがないスペインを褒めてる!)


手のひらに2、3個のるサイズ

日本で主流の、一人前ずつに分けられたケーキって、よく味の取り合いでけんかになりますよね?一種類しか選んで食べられないから必死になるというか・・・(わたしだけ?笑)それに、選んだケーキが予想外の味で口に合わなかったときの、頑張って最後まで食べなきゃ・・・という義務感の重圧。笑 これらを一気に解消してくれるこのアイディア、日本でもどこかのパティシエさんが初めてくれたら、好評だと思うのだけどー・・・どうでしょう???

2014年3月30日日曜日

もふもふソックス

セールでかわいいモノ発見!足の裏にはすべり止めまでついていました!動物モチーフとか、スイーツモチーフとか、キャラクター系って日本だけで汎用されているのかと思っていたけれど、ここスペインでもよく見かけます。そろそろCawaiiが、スペインの辞書に載っちゃうかも!?笑 



2014年3月28日金曜日

花くら

1年前にたまたま見かけて、「あ、なんか日本の雰囲気!」と思って足を運んでみたのがきっかけで、去年かなりお世話になった日本食レストラン、花くら。比較的良心的な価格設定というのもあって、あまり外食しないわたしとしては、かなり頻繁にお世話になりました。

で、その甲斐あって、見事!ついに!ギリギリセーフでポイントカードを制覇!お弁当がタダでいただけちゃいます~♡嬉しい!笑 


ついでに新しいカードも♪

こじんまりした店舗で、要予約。オススメです!
http://www.hanakura.es/

2014年3月27日木曜日

アイススケート

オリンピックと世界選手権に熱中していたので、、、そのほとぼり収まらず、スケートリンクに行ってきました。平日の夜だというのに、想像以上に多くの市民が趣味で滑っていました。かれこれ10年以上前に初めてアイススケートをしたときは、怖さが優ってほとんど滑れなかった記憶が。でもここ数年、目を鍛えていた(単にフィギュアスケートをテレビ観戦していただけ・・・かも笑)おかげで(!?)、つかまり滑りで一周回ったところで、手を放して進めるように!!へっぴり腰だったのはさておき、普段使わない筋肉を動かして楽しいひと時でした★






午前中と月火はスケート教室があるようなので、一般開放は水木の夜と週末のようです。

http://www.palaciodehielo.com/pista/

2014年3月7日金曜日

今日のchiste

今日信号を待っていた時に見た光景。

車道の信号が青に変わったのに気が付かなかった先頭の車。次の瞬間、プププー!とクラクション。

その1秒後、他の車が、プププー!

そのさらに1秒後、またまた聞こえた、プププー!

そしてやっと気づいた先頭の車、慌ててエンジンをかけて(切ってたの!?)慌てて発進していきました。

日本ではほとんど聞かないクラクション。こっちでは一秒たりとも待てないような人が本当に多いです。車のみならず、地下鉄の乗り降りの時にも言えることだけど。


・・・で、その一部始終を見ていたわたしは、まさかの一句。
ではなく、1chiste(笑い小話)が頭に思い浮かんじゃいました。


Un extranjero dice a un español: Tenéis que ir al hospital.
Contesta el español: ¿Por qué? No estamos enfermos.
El extranjero: Pero no tenéis paciencia.
EL español: ¡Claro, por eso no somos pacientes!


日本語訳だとオチがなくなってしまうけど・・・

外国人がスペイン人に言いました。「スペイン人は病院に行かないと」
スペイン人が答えました。「どうして?病人じゃないのに」
外国人 「でもスペイン人は忍耐強くないじゃないか」
スペイン人 「だから患者じゃないんだよ!」


”忍耐強い”と”患者”の英語を思い出してください・・・ぷぷぷ!

2014年2月14日金曜日

白くて丸い実

うちの窓先には春先にazahar(柑橘系の香り)のいい香りがする木が広がっているのですが、その木にいつも、緑のきれいな鳥がやってくるのです。それで、よくよくみてみると、来る日も来る日も木になっている白い実をおいしそうに食べている!いつも午後、だいたいわたしがお昼ご飯を食べているときに数えてみると、7匹くらいはいる模様。そんなにせっせと食べていて、おいしいのかな?今度わたしも食べてみようかなぁ・・・なんてね笑






2014年2月13日木曜日

トイレットペーパーが

こんな状態でした。まさかこんなに残念な気持ちになるとは・・・しょぼーん。。。





追記・因みに使った後の芯はこんなにちっちゃかった。。。


2014年2月10日月曜日

SUNDÃRI

今日スーパーで素敵なものを発見しました!



ジャポニカ米です!

原料の所にはちゃんと"Arroz japónica"の記載があります!原産地の記載がないので、なにかと不安要素の多い某国産だったら嫌だなぁと一瞬悩んだのですが、EUに入ってくるということはそれなりの基準を満たしているはず、と信じて買ってみることにしました。

サイトを見てみるとレシピや調理器具の説明なんかが載っていて、なかなか本格的な模様。

白米が好きではないので普段お米はほとんど食べないのですが、ときどきリゾットやピラフは好きで作ります。(パエージャも好きなのだけど、もっと手間がかかるから・・・笑) それでいつもはリゾット用のまぁるいお米を使っているのですが、日本から持ってきた缶詰のお供には、やっぱり日本の白いごはんがいいですよね!心理的にだけなのかもしれませんが。サバ缶をパンで食べるというのは、いくらなんでも、さすがにねぇ。苦笑

これからお手軽に日本と同じお米が食べられると思うと、これまた心理的にかなり嬉しい!どうかおいしいお米でありますように・・・!

(ちなみに、ジャスミン米やバスマティ米もあります!!)

http://www.sundaririce.com/

2014年2月5日水曜日

ツリ目、デカっ鼻

昨日たまたま目にした、"問題の"広告。チャイニーズニューイヤー関連の、タイの広告だそうです。中国人からの批判を受けて、取り消しになったとか。



<Google検索より引用>



その二週間ほど前に目にしたのは、ANAの広告でした。こちらは外国人からの抗議があって放送自粛したという、「でかっ鼻」のCM。



<Google検索より引用>



このANAの件について扱った記事を読んですぐ、頭に浮かんだのは二つ。


ひとつ。この発想はいただけない。同じ日本人として、恥ずかしくて申し訳ない。

ひとつ。とはいえ白人外国人さんには、今回の件で学んでいただきたい。


人種差別がけっこう激しいスペイン (実際の統計は知りませんが、住民の印象としてです。なんでも思ったことをすぐ口にしたり、何かとオーバーリアクションな彼らのことなので、人種差別が起こる確率が高くなかったとしても、実像以上に高く思えるということもありそうですが) では、アジア人に向かって平気でツリ目のポーズをしてくる人が多々います。彼らは単に『アジア人=こんな目だ』という勝手な発想を万国共通のジェスチャーとでも思い込んでいるだけであって悪気がない人も多いようなのですが、悪気がないから良い、ってものではありません。されるこちら側としては嫌悪感を覚えて受け止めていることを考えることすらしないのは、イマドキかなり遅れていると思います。そもそも、身体的特徴でもって人種を表すのって、明らかに上から見下している心理が働いていると思うのですが、違うでしょうか。自分たちから見たら随分と小さく吊り上がった眼をした人種だなぁ~ということで、そのままそれを言葉なり身振りなりで表してしまうって、それはまるで子供たちが太ってる友達に向かってブタと呼んでみたりするのとまったく同じ。つまり大多数である"自分たち"が基準にして少数派を分け隔てているわけですよね。

そのポーズをしてくるのは何もスペイン人だけではありません。スペイン人以外にも出会った白人の方々が多くいますが、会話の中で何人かにされたことがあります。そう考えると、すべての国籍の白人と知り合いになっているわけではないので確実なことはわかりませんが、おそらくすべての国々に必ず誰かそういう事をする人はいるんじゃないかと想像できます。

そこで私は数年前から反撃(!?)に出ることを思いついて実践中なのですが、どうするのかというと、それはもちろん相手の特徴をつくんです。手っ取り早いのが、やっぱり鼻です。気心知れた間柄の相手とですが、会話の中でタイミングが合ったときに「見て見て、スペイン人になったよ!」と鼻の穴に指をかけて思いっきり高くしてみたことが、あります(笑)ついでに、あごも出してみたりもします(苦笑)おでこも出せれば完璧なんですけど、難しいですね。笑 もちろん相手はハハハと笑っていました。いつものわたしの反応と同じです (気心知れた相手に言われた場合は、もちろんイチイチ目くじらを立てずに笑って流しています) 鼻の穴に加えて、目と目の間の鼻筋も一緒に引っ張ればなおさら効果抜群です。ちなみに、相手を傷つけようと思ってやっているわけではもちろんありません。わたしの目的はただ一つ、相手に自分のしていることをそれとなく分かってもらえるように、です。ですので、間違っても自分からは言い出しませんし、しません。それからジェスチャー以外にも、例えば「中国人も日本人も韓国人もみんな同じに見える」と言われたら、いつも「しょうがないよ。だって私たちも、スペイン人とトルコ人とアラブ人とを区別するのは難しいもん」と答えています(アラブが国籍でないのは承知の上で使っています)。予想外の応答に相手はポカンとした顔になります。賢い人だと、そりゃそうだよね~と笑って流してくれます。もちろんスペイン人以外にも使います。かつて一度ノルウェー人に同じことを言われたので国名をノルウェーとデンマークとフィンランドに変えて応じてみました。あの時のポカンとした彼女の顔は今でも脳裏に焼き付いています。

『反撃』なんていうと聞こえが悪いですが、人間って同じことをされることで、思いもよらないことに気づくものなんですよね。逆に言えば、自分で身をもって経験するまで気づかないことが多くありますよね。何十年後かの未来が、より過ごしやすい環境に少しでもなってくれることを祈りつつ、心理戦じゃないですが、うまく活用していきたいと思っているところです。

話しが長くなりましたが、今回のANAの件により、差別的なポーズをしている白人さん方には、一人でも多くの方に、いつも自分たちがしていることに気付いてくれたらいいなと思いました。とはいえ、国を代表するような大企業が、一市民レベルの発想でもって発表してしまったのは明らかにまずかったはずですが・・・・・ (まさかANAの幹部もわたしと同じ目的で決定したんだったりして!?!?そんなハズはありませんよ、ねぇ~?)



開放しているブログには政治的な書き込みなどはあまりしたくないのですが・・・スペインとも大いに関係があるし、ついつい一言書かずにはいられなくなってしまったのでした。おしまい!

2014年1月31日金曜日

Ibuprofeno その後

以前、薬の服用量についての記事を書きました。その後、驚くべき大発見(!!)があったので追記することにします。

風邪気味で、喉をやられてしまっていた先週の事。ヒリヒリ感がつらかったので、知り合いのお医者さんに炎症に効く何かいい薬はないかと訊いてみたのですが、なんと喉の痛みならイブプロフェノを飲んだらいい、とのこと!抗菌的なシロップとかを想像していたのに、まさかのイブプロフェノ登場・・・・・・痛みに弱いスペイン人、さすがです。苦笑 痛みに弱いと言えば、この前行った歯医者でも、ちょっとの虫歯治療なのに、日本で親知らずを抜いた(というか普通に切開手術)時のような麻酔を打たれました。しかも、打つ?と尋ねられることもなく、いきなりです。瞬時に日本で行っていた歯医者の事を思い出しました。かなり乱暴な歯医者さんだったのですが(腕前は良かった)、麻酔なんてされたことないです。一度何かの折に怖がりだとか痛がりだとかと話したら、そこではじめて麻酔打ったっていいけど?と聞かれたくらいなのに・・・何この差。

何でもかんでもイブプロフェノ、なスペインで、当たり前に言われた「イブプロフェノ飲めば?」なのですが、ちょうどその時居合わせた人が一言。「でも日本ではイブプロフェノほとんど飲まないんだってよ?」

お医者さんにどういう事かを説明すると(詳細は上のリンク先の前回記事にあります)、やっぱり驚くお医者さん。「えーそんなことはないだろう。一回600mgまで飲めるんだよ。子供は体重に応じて減らすけど、あなたは標準的な体格だし問題ないよ。それにアメリカなんかだと、一回の上限が1000mgでもいいらしいよ」

その時はそれで会話が終わったのですが、後日思いがけず電話で報告がきました。どうやら、日本での摂取許容量がぐんと低いのが気になっていたようで、調べたんだそうです。そうしたらなんと衝撃的な事実を発見。どうやら、私たち日本人の血液中には、イブプロフェノだかそれに相当する成分が既に多く存在しているんだそうです!!!!!

それが日本人だけなのか、東アジア人なのか、東洋人全般なのか、そこまではきかなかったので分からないのですが、まさかそんな違いがあろうとは想像だにしていなかったので、かなりの驚きです。それを知った今、アメリカやオーストラリアなどの人種のるつぼで生きているアジア系住民の方々は本当に西洋人と同じものを同じだけ飲んでいるのかどうかが、非常に気になっています。と同時に、外国で生きるということは、知らぬところでもリスクがあるんだなぁなんて思わされました。知人の医者が知らなかったことは、他の多くの医者や薬剤師だってきっと知らないでしょう。そんな中で彼らに相談したって、彼らの中での常識でもって対処されるにきまってますよね。私自身の経験を振り返っても、これまでの薬剤師の対応を見ていて、疑いの余地はありません。日常的に摂取しているわけでなければ、仮に日本人が誤って適量以上のイブプロフェノを摂取しても急にどうにかなってしまうことはないでしょうけれど・・・命に直結するような薬だったら恐ろしいです。

さて、ということはつまり、日本人は痛みに対して我慢強いと言われてきていますが、きっとそれは私たちが生まれながらに持っている血液成分によるものだったんでしょうね・・・痛みが感じにくいという点では、なんだかラッキーですね!笑 大げさな痛がり屋だと、やや見下して(?)いたスペイン人達への眼差しが、少し和らぎました。笑