2011年7月9日土曜日

午後10時

スペインは夏は、日の入り時刻が遅い事で有名です。夜の9時を過ぎてもまだまだ明るくて、おうちに帰るのがもったいなく思えるほど。家の中にいても、全面ガラス張りの窓があるとはいえ、電気をつけるのはたいていこの時間です。

夜10時10分前のうちの外の様子。

ちなみに、日照時間の長さのカラクリは以前の投稿でも書いた通り、イギリスと同じ経度に位置しながらイタリアやドイツなどと同じタイムゾーンを採用しているから。サマータイム中はその差をさらに実感するというわけです。日の入りが遅いせいで夏になると寝付けない人が多くなるという話も聞きますし、一部にはサマータイム廃止論もあるみたいですが、それでも大多数のスペイン人はこの太陽のサイクルが気に入っているようで、一歩家の外へ出れば長い夏の"夕方"を謳歌するスペイン人で溢れています。

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