2010年10月16日土曜日

プエルタ・デル・ソル

Madrid の中心、Puerta del sol(プエルタ・デル・ソル=太陽の門)は広場になっていて、朝から晩まで年がら年中、多くの人で賑わっています。三線が乗り入れているメトロと国鉄の出入り口もあり、便利な立地です。ここには有名なものがいくつかあるのでそれらを紹介します。


まず一つは、真っ先に目につくであろうTío Pepe(ティオ・ぺぺ)の看板。へレスというスペイン南部の町で有名なシェリー酒の宣伝です。

※後日注記:こちらは建物の改修工事に伴い一時撤去されましたが、街の景観の一部になっているということで違う場所に移動され再設置されています


次に、その看板のごく近くにある El Oso y el Madroño(熊と山桃の像)。この二つはMadrid のシンボルで色々なところで目にします。待ち合わせにもってこいとあり、夕方以降は人待ちの人でいっぱいです。


そして最後に、広場の正面にある鐘のついた建物、自治政府庁舎です。その前の地面にMadrid の 0km 地点を記録する小さなパネルがあることからも、ここが Madrid の ombligo(おへそ)であることがわかります。実はこの事実、意外なところでも活用されているんです。こちらでは日本以外の多くの国で採用されているように、各道路に名前が付けられており、その道路の割り振り番号で住所が決まります。その割り振り番号が、道路の始まりがこの kilómetro 0 に近い方から順に1、3、5…もしくは2、4、6…と並んでいるんです。これは Madrid 中の道に共通しています。google mapなどのおかげですっかり住所を探すのも楽になりましたが、この番号順を覚えておけば目的地探しをする際にちょっとした助けになりますね。


この広場、便利で人がいっぱいいる、となると当然のように、観光客と不届き者で溢れています(テレビで取り上げられている有名な”スリおばちゃん”もいます)。普通に通過する分には渋谷駅前の交差点や原宿の竹下通りなんかと変わりませんが、間違ってもバッグの口を開けたまま、もしくはバッグを足元に置いてカメラやアイスに夢中にならないでくださいね!

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