2013年12月17日火曜日

だからスペイン人と会話したくないんだよーと思ってしまう出来事

クリスマスランチの手土産を物色している今日この頃。珍しい食べ物(外国のものとか斬新なものとか)などにほとんど興味のない方々なので、いろいろ考えたあげく、食べたことのないようなものを詰め合わせることにしました。デパ地下の特設会場にある、ちょっと良い目のマシュマロ(瓶入り)と、常設のスーパーで売っているおいしいクラッカーなど。

特設会場で、他の購入客の商品にラッピングしているのを確認してから、まずは同じフロアのスーパーで買い物。その後特設会場に立ち寄って、マシュマロを買ってレジにに行きました。

そして「このマシュマロをプレゼント用にしていただけませんか」とお願いして、ついでに「今買ったばかりなんですが、これらも一緒にお願いできますか」とクラッカーなどを指さしてみました。

すると、予想を遥かに超える嫌な顔をされ、溜め息ひとつついた後に一言。「Yo te lo hago pero tienes que ir a la consigna del supermercado y pedirselo, eh.(やったげるけど、ホントはスーパーのお客様カウンターに行って頼まなきゃだめなのよ)」



うーん。。。。。(本当にこんな日本語のトーンでしたので、心にぐっさり。。)



このセニョーラ(店員さん)、結局はいい人なわけです。自分の管轄外の仕事(という程でもないはずだけど、実際)を引き受けてくれたわけなので。 (ちなみに、日本ではマニュアル接客で融通が利かないと批判されていますが、スペインでも融通が利かないのは同じです。でも、理由はマニュアルがあるからではなく、単に分業精神にあふれている(?)為に、自分の仕事以外は引き受けたくないと思っているからです) でも、帰り道ひとり考えていました。もし、ラッピングが終わったところで「はい、どうぞ。今後も何かご入用な場合は、あちらにお客様カウンターがありますので、どうぞそちらにお申し付けくださいませ」という風にでも言われていたら、印象が全く違っただろうなぁ、と。そして自分がかつて接客をしていた時のことも考えてみたのですが、そういえば日本人だったら、こういう時はこう言う、などと言われなくても、相手を否定せずに、押しつけがましくならずに、そっと促すような言い方を自然とするよなぁ、と。

相手を不快にさせない受け答え方がさらりと出てくる日本人って、すごい!なんて改めて感心していた午後でした。(だからたまにそれができない人がいると空気読めないとか言って大バッシングを受けちゃいますけどね~苦笑←空気よめない自分なので・・・。日本で空気読めていない皆さん、もしよければスペインへどうぞ。きっと「ちょっとは空気読めよ!」というフレーズが自らの口から出てくる体験ができます。笑)

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