クリスマスが近づいて、ケーキ屋さんのショーウィンドが華やかになる12月。このブログ内でも何度かコメントしてきたように、スペインのケーキはデコレーションがお粗末でどうも素人感がぬぐえないものばかりなのですが、この時期だけは日本で見かけないようなものが登場する(おまけにデコレーションがやたらと大胆)ので、ケーキ屋さんの前を通るのが楽しいクリスマスシーズンです!
今日はイルミネーションを見に行ったついでに、少し前にANTOJO(食べたくてたまらない病)のエントリーに一言載せた Sol の老舗ケーキ屋さん、Malloriquina(マジョルキナ)のDulces de Navidad(クリスマスのお菓子)を楽しんできました。
その前に、こちらは Mallorquina 近くの別のケーキ屋さん El Riojano のショーウィンド!
"パステル デ ジェマ"
黄身時雨のような、卵黄が濃厚なお菓子です。とにかく甘くてこってりしたものが食べたいときにどうぞ!
"ポルボロネス&マンテカドス"
まるで砂遊びの砂で作ったお団子のように、本当にポロポロ崩れて食べるのが大変なクッキー(って言えるのかどうか…)です。スペインお得意の manteca(ラード脂)を使ったお菓子で、シナモンがきいています。チョコ味やレモン味なんかもあります。
"トゥロン デ ヒホナ"
スペイン名物、アーモンドのお菓子。柔らかいタイプ(blando)と硬いタイプ(duro)があって、こちらはblandoです。食感を頑張って説明すると、某スキッピーのピーナツクリームをもうちょっと固くして、圧縮処理して固めた感じです。
"トゥロン デ アリカンテ"
こちらはduroタイプ。Alicante(アリカンテ)という Valencia(バレンシア)の南方にある町で有名です。とにかく硬くて硬くて分配するのが大変。間違ってもかぶりつかない方がいいです。歯が折れるか、運が良くても銀歯がとれます。(包丁使いにはくれぐれも気をつけて~!)
"マサパン"
こちらもアーモンド由来のお菓子。ドイツなどでも食べるマジパンです。ちょうど和菓子でお花の形を作るように、mazapanでもよく何かの形が作ってあります。アーモンド独特のにおいがあるので、杏仁豆腐が苦手な方はこちらも苦手かもしれません。
"トゥロン デ サボレス"
これは正体知りません・・・初めて見ました。”サボレス”とは”味”という意味だけど、、、何あじ!? シンプルなデザインが好感度大(笑)
"トゥロン デ ヌエセス"
こちらはくるみのトゥロン。
"パン デ カディス"
これは Mazapan をと turrón にしてしまったバージョン!スペイン南部の Cádiz という町の名前を冠しています。
"トゥロンコ デ ナビダ"
クリスマスの切り株・・・・・ブッシュドノエルのスペイン版です!…と思いきや、これも turrón!Turrón 嫌いには過酷な現実。普通のケーキはないのか~!
"ジェマ"
ジェマのトリュフ!こちらがよく見かけるジェマ。冒頭のパステル デ ジェマは、クッキーとかチョコレートとか、洋酒とか、入っている、とはスペイン人の話。
"トゥロン デ ジェマ"
ジェマのトゥロン!ジェマの好きなスペイン人が多いのか、ジェマ関係のお菓子のバリエーションが多いです。
ついでに、例のpalmerasをバックに写真撮影☆
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