2012年12月2日日曜日

ANTOJO

食べたくて食べたくてたまらない病がよく発生するわたしです。これまでの感染履歴を公開すると、パンケーキ病(2ヶ月)、クロワッサン病(4ヶ月)、ジャイアントコーン病(1ヶ月)、チートス病(2ヶ月)、エビせん病(6週間)、オリーブ病(7週間)、等々・・・・・・・・・・・。ふとした瞬間に発病して、治まるまで毎日のように食べ続けてしまうという怖~い症状!!(単に意志が弱いだけという噂もーーー)

そんな私がここ1ヶ月苦しんで(というか楽しんで)いるのが、palmeritas (パルメリータス→ハート型のミニパイ)。

スペインに来てから今まで、それ以前の旅行も含めて、一度だって興味を持ったことがなかったこのお菓子。”とろける○○”とか、”こってり○○”とか、とりあえずヨダレ垂れる宣伝文句がひっきりなしに登場している日本のマーケットと比較して、目新しい物が極端に少ないし、乏しい発想力しかないというのが丸見えなのがこのスペインです。日本から来たわたしにはもちろん、”お砂糖がまぶしてあるパイ”なんて、魅力のカケラにすら映らず。笑

ところが、どこでも売っていると、周りの人が食べてると、ついつい心が揺り動かされるのか洗脳されるのか、ある日ふと思い立って、なぜか食べてみたんです。すると、びっくりしたことに、期待以上のおいしさで、びっくり。サクッサクのパイ生地にほんのりとお砂糖の甘み。なんだか素朴で、や み つ き に な る ・ ・ ・ ・ ・

その瞬間からpalmeritasに虜の日々が始まって今に至ります。笑 毎日のように、近所のパン屋さんやスーパー買っていたのですが、今日は自分で作ってみることにしましたパイ生地とお砂糖だけで出来上がるので、とっても簡単です!




ところでこの palmeritas、サイズの大きい palmeras があります。ちょうど半分に折って顔の両側に持っていくと『耳が大きくなっちゃった!』のサイズ。笑 Madrid の centro では、例えば Sol 広場にある老舗のお菓子屋さん Mallorquina(マジョルキナ)の palmerasが有名で、地元民や観光客がよく食べています。ベルギー人がワッフル片手に歩いていたり、日本人がお団子片手に歩いている(歩いてないか)のと同じタイプのお菓子です。

Palmeras はたいてい、チョコがけ、アイシングがけ、ジェマがけ(甘~い卵黄クリーム)の三種類があるんですが、オススメはチョコがけバージョン。スペインに住む外国人の共通認識(!?)なんですが、スペインのお菓子はとりあえずチョコレート味を選んでおくのが無難、というもの。。。笑 (チョコが入っていればどんなにまずくても何とか食べられるでしょ・・・・・・・)

観光中に、小腹がすいたらぜひ試してみてください♪

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