2012年12月19日水曜日

靴下

サプライズで用意したクリスマスの靴下。日本へ帰省する前に、こっそり置いておく予定です・・・☆


2012年12月17日月曜日

Paper Blanks

日頃お世話になっている方から、お歳暮で美しすぎるノートをいただきました。いつも文具コーナーで見かけては惹かれていたノート。世界各地の伝統的なデザインがカバーになっていて、存在感抜群のノートたち。でもノートとは思えないほどの高級価格で自分には買えず・・・・・。そんないくつも種類のあるノートの中から、なんでもわたしが一番好きな柄をチョイスしてくれた!


正直、何を書くか迷ってしまう。きっと迷ったまま使わずにしまってしまいそう・・・な予感がするほど芸術的なノート。ちょっとした贈り物に困ったら、ぜひ文房具屋さんを見てみてください★

2012年12月9日日曜日

Dulces de Navidad

クリスマスが近づいて、ケーキ屋さんのショーウィンドが華やかになる12月。このブログ内でも何度かコメントしてきたように、スペインのケーキはデコレーションがお粗末でどうも素人感がぬぐえないものばかりなのですが、この時期だけは日本で見かけないようなものが登場する(おまけにデコレーションがやたらと大胆)ので、ケーキ屋さんの前を通るのが楽しいクリスマスシーズンです!

今日はイルミネーションを見に行ったついでに、少し前にANTOJO(食べたくてたまらない病)のエントリーに一言載せた Sol の老舗ケーキ屋さん、Malloriquina(マジョルキナ)のDulces de Navidad(クリスマスのお菓子)を楽しんできました。

その前に、こちらは Mallorquina 近くの別のケーキ屋さん El Riojano のショーウィンド!


"パステル デ ジェマ"


黄身時雨のような、卵黄が濃厚なお菓子です。とにかく甘くてこってりしたものが食べたいときにどうぞ!


"ポルボロネス&マンテカドス"


まるで砂遊びの砂で作ったお団子のように、本当にポロポロ崩れて食べるのが大変なクッキー(って言えるのかどうか…)です。スペインお得意の manteca(ラード脂)を使ったお菓子で、シナモンがきいています。チョコ味やレモン味なんかもあります。


"トゥロン デ ヒホナ"


スペイン名物、アーモンドのお菓子。柔らかいタイプ(blando)と硬いタイプ(duro)があって、こちらはblandoです。食感を頑張って説明すると、某スキッピーのピーナツクリームをもうちょっと固くして、圧縮処理して固めた感じです。


"トゥロン デ アリカンテ"



こちらはduroタイプ。Alicante(アリカンテ)という Valencia(バレンシア)の南方にある町で有名です。とにかく硬くて硬くて分配するのが大変。間違ってもかぶりつかない方がいいです。歯が折れるか、運が良くても銀歯がとれます。(包丁使いにはくれぐれも気をつけて~!) 


"マサパン"


こちらもアーモンド由来のお菓子。ドイツなどでも食べるマジパンです。ちょうど和菓子でお花の形を作るように、mazapanでもよく何かの形が作ってあります。アーモンド独特のにおいがあるので、杏仁豆腐が苦手な方はこちらも苦手かもしれません。


"トゥロン デ サボレス"


これは正体知りません・・・初めて見ました。”サボレス”とは”味”という意味だけど、、、何あじ!? シンプルなデザインが好感度大(笑) 


"トゥロン デ ヌエセス"


こちらはくるみのトゥロン。 


"パン デ カディス"


これは Mazapan をと turrón にしてしまったバージョン!スペイン南部の Cádiz という町の名前を冠しています


"トゥロンコ デ ナビダ"


クリスマスの切り株・・・・・ブッシュドノエルのスペイン版です!…と思いきや、これも turrón!Turrón 嫌いには過酷な現実。普通のケーキはないのか~!


"ジェマ"


ジェマのトリュフ!こちらがよく見かけるジェマ。冒頭のパステル デ ジェマは、クッキーとかチョコレートとか、洋酒とか、入っている、とはスペイン人の話。


"トゥロン デ ジェマ"


ジェマのトゥロン!ジェマの好きなスペイン人が多いのか、ジェマ関係のお菓子のバリエーションが多いです。



 ついでに、例のpalmerasをバックに写真撮影☆

2012年12月8日土曜日

おうちもクリスマス

遅ればせながら、、、今年もちょこっと飾りつけ。今や世界中の多くの人々にとって、単なる季節の一行事となりつつあるクリスマス(もちろん、信仰心深い方々の特別な心情も尊重します)。季節の移り変わりに敏感でありたいと思っているわたしは、ささやかながらも家にも変化をつけるのが好きです。カトリックでもプロテスタントでもないわたしですが、冬を代表する年中行事のひとつとしてクリスマスも楽しく過ごすことにしています。

スペイン、特に子供のいる家庭では1mから1.5m程のクリスマスツリーを飾りつけるのが習慣のようで、12月になった頃から、おじゃまするお宅はどこも綺麗に飾りつけられたツリーが目を惹きます。そして玄関のドアにはこれまた素敵なクリスマスリース。

わたしのうちは狭いのでツリーを楽しむ余裕はなく、それで、Tigerで見かけた小さなミニリースと、毎年恒例のキャンドルプレート内だけの小さなデコレーションを今年は楽しんでいます。



そういえば、中学生の頃に手作りしたリースが実家の廊下に飾ってあったなー・・・・・なぜだか急に、それが見たくなりました。

2012年12月2日日曜日

ANTOJO

食べたくて食べたくてたまらない病がよく発生するわたしです。これまでの感染履歴を公開すると、パンケーキ病(2ヶ月)、クロワッサン病(4ヶ月)、ジャイアントコーン病(1ヶ月)、チートス病(2ヶ月)、エビせん病(6週間)、オリーブ病(7週間)、等々・・・・・・・・・・・。ふとした瞬間に発病して、治まるまで毎日のように食べ続けてしまうという怖~い症状!!(単に意志が弱いだけという噂もーーー)

そんな私がここ1ヶ月苦しんで(というか楽しんで)いるのが、palmeritas (パルメリータス→ハート型のミニパイ)。

スペインに来てから今まで、それ以前の旅行も含めて、一度だって興味を持ったことがなかったこのお菓子。”とろける○○”とか、”こってり○○”とか、とりあえずヨダレ垂れる宣伝文句がひっきりなしに登場している日本のマーケットと比較して、目新しい物が極端に少ないし、乏しい発想力しかないというのが丸見えなのがこのスペインです。日本から来たわたしにはもちろん、”お砂糖がまぶしてあるパイ”なんて、魅力のカケラにすら映らず。笑

ところが、どこでも売っていると、周りの人が食べてると、ついつい心が揺り動かされるのか洗脳されるのか、ある日ふと思い立って、なぜか食べてみたんです。すると、びっくりしたことに、期待以上のおいしさで、びっくり。サクッサクのパイ生地にほんのりとお砂糖の甘み。なんだか素朴で、や み つ き に な る ・ ・ ・ ・ ・

その瞬間からpalmeritasに虜の日々が始まって今に至ります。笑 毎日のように、近所のパン屋さんやスーパー買っていたのですが、今日は自分で作ってみることにしましたパイ生地とお砂糖だけで出来上がるので、とっても簡単です!




ところでこの palmeritas、サイズの大きい palmeras があります。ちょうど半分に折って顔の両側に持っていくと『耳が大きくなっちゃった!』のサイズ。笑 Madrid の centro では、例えば Sol 広場にある老舗のお菓子屋さん Mallorquina(マジョルキナ)の palmerasが有名で、地元民や観光客がよく食べています。ベルギー人がワッフル片手に歩いていたり、日本人がお団子片手に歩いている(歩いてないか)のと同じタイプのお菓子です。

Palmeras はたいてい、チョコがけ、アイシングがけ、ジェマがけ(甘~い卵黄クリーム)の三種類があるんですが、オススメはチョコがけバージョン。スペインに住む外国人の共通認識(!?)なんですが、スペインのお菓子はとりあえずチョコレート味を選んでおくのが無難、というもの。。。笑 (チョコが入っていればどんなにまずくても何とか食べられるでしょ・・・・・・・)

観光中に、小腹がすいたらぜひ試してみてください♪