マドリーの秋は短く冬は長い・・・と聞いていた割には、2月も終わりのころから春の訪れを意識するようになりました。というのも、日の入り時刻がみるみる遅くなって来ているのです。一月の終わりごろまでは18時にでもなるとすでに薄暗く、わたしの家の前の道では18時15分に街灯が灯っていました。ところが、いつの間にか街灯の点灯時間が30分遅く18時45分に。そして二月の終わりには19時になってもまだ明るさが感じられるくらいなんです。
三月に入ってからは日の入り時刻の遅まるスピードが急加速の様子。今では19時半を過ぎてもまだ真っ暗ではありません!こうして、もうしばらくして月末の最終土曜日になるとサマータイムに切り替わり時間が一時間早くなるので、今の19時は20時に。日の入り時刻の遅れとサマータイムの相乗効果で、4月からはさらに"tarde luminosa"(明るい午後)を強く実感することでしょう。
太陽とともに春の訪れを表してくれているのはアーモンドの花。木が少し小ぶりなくらいで、まるで桜のよう!アーモンドの木が集団で植えてある所を遠くから見ると、お花見がしたくなるのは日本人だからですね、きっと!
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