ヨーロッパの国々では夕方もそこそこにお店が閉まってしまい、コンビニ大国の日本に住んでいたわたしたちが旅行などで行くと「なんか不便だなぁ・・・」と思ってしまうところ。(といってもわたしはヨーロッパの国を数カ国しか知らないので、その小さい経験とメディアの情報からの知識ですが・・・)
ところがここスペインの首都では、なんとたいていのお店が日本の商店と同様、夜8時半~9時頃まで開いています!スーパーマーケットも閉まるのは9時から10時、デパートとCentro Comercial(ショッピングセンター)も10時くらいまで開いています!個人的には24時間営業のような長時間営業スタイルには反対なのですが、やっぱり長時間開いていると緊急時以外にも「あーあれ買い忘れた!」といううっかり時や、仕事、勉強、観光などの後で「あれが食べたい!」という気まぐれな時に、すぐ実行できる利便性がありがたいですよね。買いたい時に問題なく買える、これってちょっとした生活の中の安心感のような気がします。そんなわけで、夕方の6時頃になると閉店してしまう他国の街より断然便利なMadrid、日本人にとって馴染みやすい滞在先だと思います。
閉店時間に関して日本と比較するのなら、明らかに違うのが閉店前後の様子。日本でもスペインでも閉店のアナウンスが流れるのは同じですが、その後閉店時間になると同時に、こっちではどんどん電気を消していきます。デパ地下のスーパーにいた時、まだまだレジには行列ができていたのにもかかわらずどんどん照明が落ちていって、微妙な心境になった経験があります。他のお店や銀行でも、電気こそ消さないとしても時間きっかりに外のシャッターを下ろして”もう入れませんよ”をアピール。確かにこうでもしないといつまでも居座る人が多数に上るのが目に見えているこの国では当然と言えば当然の方法かもしれませんが・・・苦笑。わたしはこの強引な閉店スタイル、どちらかというと支持しています。始まる時間には恐ろしく厳しいわりに終わる時間には非常にルーズな日本が見習えるところだと思うからです。買い物をしているのに出ていけとばかりに照明を消されるのは決して気持ちのいいものではありませんが、かといって閉店時間が過ぎても「ごゆっくりお選びください」なんて台詞が聞かれる日本も考えもの、ではないかなーなんて思っているのはわたしだけでしょうか?
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