Alhambra(アランブラ←アルハンブラ宮殿のこと)で有名なグラナダの町に行くと、至る所でザクロのモチーフが目につきます。町が先か果物が先か、真相は分かりませんが、実はスペインの国花でもあるらしく、スペインでのザクロの知名度は日本でより高いかもしれません。
わたしはよくザクロジュースを買って飲んでいるのですが、昨日スーパーで生のザクロを見かけたので買ってみました。ザクロにはまり始めたのはついここ一、二ヶ月ほどのことです。以前は酸味のあるものが苦手でなるべくそれらを排除した生活を送っていたのですが、毎月の腹痛がかなりの重症なため、本腰入れて体質改善しようかな~なんて思い立った、というわけです。
さて、ザクロ通になってきたところで(?)、ご存じない方に向けて簡単な剥き方を載せておこうと思います。一見めんどくさそうなのですが、意外と簡単。結構おもしろいのでわたしには苦ではありません。
まずこの写真のように切るのですがあまり深くまで入り込まないように、あくまで皮をむくだけのような、軽ーい感じで切り込みを入れます。というのも、果肉に思いっきり切り込みを入れてしまうと果汁がぴゅーっと飛び出てしまうんです。
とはいっても果実それぞれによって皮の厚さはちがうでしょうから、一回できれいに切ろう!とは思わないほうがいいような気がします。わたしは一度目で果肉の一部分だけが現れたので、残りの部分を何度かにわけて切り落としました。こうやって切ると、果肉とそうでない部分が良く分かるので、果肉をつぶさないように上手に切り分けていくことができます。
今度は縦に、白い部分を選んで切り込みを入れて行きます。果肉に当たらないように気をつけながらですが、そこまで慎重にならなくても大丈夫です!わたしはその後、その切り込みを頼りに何等分かに手で分けます。(果物類はできるだけ刃物を使わずに食べたい派なので)
ここからが重要です!そのまま実をほぐそうとすると果汁が飛び散って大変なので、器(ボール)にお水をはって、その中でほぐしていくんです。とうもろこしと同じ要領です(今日のザクロは熟れすぎていたからか、とうもろこしより格段にラクでした)!皮を外側に曲げるようにすると粒と粒の間が広がってポロポロとどんどん取れていくのでおもしろいですよー!
取り終わった後は白い部分などを取り除いて、数回、お米を研ぐ要領ですすぐと、”食べるルビー”の完成です!!
初物はおいしくないというけれど、このザクロはまさにそうで、甘みも酸味もほとんど感じないくらいの薄味でした。色も薄いから割っている時からそんな感じはしていたのだけど・・・。
これからが旬のザクロ、できるだけ食べ続けて腹痛改善に本当に効果があるか、体を張って(!?)実験しようと思っています☆(効果があるといいなァ~)